スーパーで素麺

夜、近所のスーパーに行って、何とはなしに徒然歩き、棚を物色する。北海道の幌加内産の日本そばが売られていた。配合されている小麦粉も北海道産らしい。茹でたらなかなか美味しそうだなと思いつつ、その隣の素麺のディスプレイでしばし止まる。

素麺は茹でる時間をきちんとし、冷水でしめる作業をきちんとするとなかなかいける。しめた後、水に浸してしまうとすぐにへたってコシがなくなってしまう。逆に、ざるに乗せれば最後の方までなかなか歯ごたえが残って美味しい。昔は母に作ってもらった素麺を何の感慨もなく食べていたけれど、大人になって数回作ってみて、食べれる作り方を発見すると、なぜか素麺が好きな食べ物の一つに仲間入りした気分になった。

今年の夏はあまり食べなかったな……と回顧すると、はて今の季節は何だろうかと考えつつ、夏というキーワードからいくつか思い出し、それなりに楽しかったかもしれないと記憶を辿って少し胸がいっぱいになった。

何事もない思い出ばかりだが、自分にとって思い出すに足る一編になっていたらそれで十分。

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